赤い公園の由来②

赤い公園の由来がホテルパークである」という説の根拠を挙げる。

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この冒頭で「赤い公園の名前の由来となった公園がある東中神駅」と言っている。またTwitterで「赤い公園 由来」で検索したところ、前にもラジオでこっそり「赤い公園の由来は東中神の公園」と言っていたようだ。ホテルパークの最寄りは東中神駅である。

立川昭和記念公園東中神駅より徒歩12~13分と、少し遠いのですが、住宅街の静かなホテルです。全室駐車場を完備しております。HOTEL PARK (パーク)|東京都 昭島市|ハッピーホテル

 

インタビューで『THE PARK』を「本名」と言ってること、レッドパークという言葉は用意していなかったと言っていること、さらにジャケットの2色がホテルパークの2色(水色と黄色)と同じことからも確定と言ってよいだろう。

 

ここで問題なのは、なぜ青い公園ではなく、赤い公園と名付けたか、である。そこで反転してるのではないか、という謎めいたことを言っていたのであるが、やはり反転してるらしいのだ。

未来 未来 時代 

宙に舞うネオン シアン レオン(?)(「未来」)

”宙に舞うネオン シアン”とある。このネオンをホテルパークのネオンだとすれば、パークのネオンの青はシアンとなる(おそらく「mat blue」はネオンではない塗られた色の青)。

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宙に舞うネオン、二重のネオン

 

このシアンが、光源色の場合(ネオンは光)、RGB値が(R, G, B) = (0, 255, 255)となる。つまり赤の反対色である。 

シアン (色) - Wikipedia

 

さらに「石」において”見上げた二重のネオン”とある。この場合、解釈の候補は二つ。

1、シアンとマットブルーのこと

2、シアンと反転した赤のこと

マットブルーはネオンではないため、2で意味を取るのが妥当とも言えるが、まぁ言い切るのは無理。“二重”を青と黄色の二色と取るのは変。写真を見た感じ1かなって気もする。

 

ちなみに前の記事で「pray」について書いたが、

ちょっと黒いくらいの
青い空がよく似合う(「pray」)

まるで嘘みたいな
青い空がよく似合う(「pray」)

は反転せず、そのままホテルパークの二色、シアンとマットブルーだろう。「赤い公園がよく似合う」といったニュアンスだろうか。

つまり反転の論理がなされているのはおそらくネオンのシアンのみである(前の反転の記事群は間違い。昔のランドリーを白としていて、現在は矯正センターなのだから黒としていると勘違いした。おそらく現在の父は「透明」からも分かるように透明とされているはず)。

 

あと気になるのが、赤い公園の楽曲で<公園>の語が出てくるのは『ブレーメンと歩く』の「公園」、「夜の公園」のみである。「公園」にはヘリコプターの音があり立川飛行場かなと思っているが、「夜の公園」において”公園”の語を出すのはネオンが夜しか光らないからではないか。津野はギリギリ読み解ける程度のヒントを出す癖があるのだが、この<夜>が最後の鍵っぽいな、と思っている。